朝岡 絵里子氏
マイクロソフト株式会社
デベロッパー&プラットフォーム統括本部
シニアプロダクトマネージャ
「何これ? すごい! JSPみたいに書いて、こんなことが出来てしまうなんて!」
私とリッチ テクノロジーのはじめての出会いは、思い起こせば6年前。当時、JavaベースのBIパッケージメーカーのSEだった私は、マクロメディアからリリース直前だったFlexに出会って、世界観が変わってしまったのをよく覚えています。
DHTMLに始まり、当時しては十分に先進的だったAjaxなどを活用したインタラクティブなWebアプリケーションUIを訴求していた私は、アニメーションでしか活路を見出すことができないと思っていたリッチテクノロジーが、こんなにも「アプリケーションを使う」という体験を変えてしまうものであり、それが既存の技術知識を拡張するだけで実現できることに、ずいぶんと興奮したものです。
あれから数年。 今日の人々は、朝起きたらTVのデジタル放送で情報収集、通勤中に携帯電話でメール確認やTwitter、会社ではPCから各種アプリケーションを利用し、週末は家族でとった写真を加工してブログに公開するなど、ネットワークでつながる様々なデバイスから、仕事や生活、遊びの中で、より優れたアプリケーション体験を得ることができるようになりました。
しかし人は、その導線間を明確に区分して生活しているわけではありません。 今、リッチ テクノロジーは、個別のアプリケーション体験を優れたものにすることから一歩進み、人々の活動導線の中で、よりシームレスな活用を実現する方向へと、さらに進化を続けています。
去る3月15日から3月17日の3日間、米国ラスベガスにて、Webデザイナーや開発者のためのカンファレンス、「MIX10」が開催されました。今年で5回目を数える本イベントは、過去最大の参加者数をむかえ、最先端のWeb技術をいち早くビジネスで活用しようという人々の熱気に溢れていました。
初日と2日目に行われた基調講演では、こうした参加者にふさわしく、Silverlight 4、 Expression Blend 4、そして、Internet Explorer 9 の発表が行われました。中でも注目を集めたのは、2月に行われたMobile World Congress 2010で発表されたばかりのWindows Phone 7の開発環境に関する情報。
そこで今回は、いま一度、Silverlightの進化の過程を振り返りつつ、リリースが待ち遠しいSilverlight 4、およびWindows Phone 7 Seriesのアプリケーション開発プラットフォームについて触れたいと思います。
MIX10の詳細については、http://live.visitmix.com/にて、基調講演や100を超えるセッションのストリーミングが公開されていますので、そちらをご参照ください。
また、参加した弊社社員が、それぞれの視点でブログやTwitter(ハッシュタグ:#MIX10J)を通じた情報発信を行っています。ぜひこの機会にご覧ください。