【業界エッセイ】今やれば勝てる!動画マーケティングのはじめかた-前編

森中 亮氏
株式会社sus4(サスフォー)
取締役COO

今年2010年は後に振り返って「動画マーケティング元年」と言われる年になります。そんな動画マーケティング元年に相応しい記事を、Web動画の価値や特徴だけでなく活用方法に至るまで大きく4つのパートに分けて記載します。前編はWeb動画の価値、Web動画の特徴についてです。

「動画なんて使わなくても充分にやっていける!」と強気な方。 確かに今はそうかもしれません。しかし、動画のあるなしでユーザーの気持ちがどう変化するかご存知ですか? 動画の本当の価値をご存知ですか?

「苦労して動画を制作しても成果が出せない!」と嘆いている方。 もしかして動画を貼っただけではありませんか? 再生回数だけ追っていても本質は見えません。視聴ログ解析を行い本当の動画活用をはじめましょう。

まだまだ様子見の方も、既に取り組み始めている方も、是非、この記事を参考にして動画マーケティングの波に乗ってください。

1.Web動画の価値

そもそも何故Webサイトに動画がいるのか? 動画を使うと何がいいのか? まずはそこから紐解いていきます。使う価値がなければ、使おうとも思いませんから。

■動画の本質的な価値

「五感を刺激する」という言葉があります。Webサイトはつまるところ情報を伝える道具です。正しく、そしてエモーショナルに伝えるには、五感に訴えかけることが重要です。

これまでのWebサイトは、静止画とテキストで「視覚」に訴えかけるのみでした。動画を使用することにより「視覚」に加えて「聴覚」を刺激することができるようになります。それでは所詮「二感」じゃないかと思われると思いますが、「視覚」と「聴覚」を効果的に利用すれば、残りの「三感」は補えます。

下図は、五感それぞれを表現する言葉、さらに、それを想像して使う言葉を書き出したものです。


視覚の「暗そう」と聴覚の「煩そう」については、残りの三感で補うことはできません。しかし、「臭そう」「辛そう」「固そう」については、視覚と聴覚だけで補えます。テレビの食べ歩き番組などを思い浮かべて頂ければ、感覚的にはわかると思います。

もう少し具体的にイメージして頂けるよう例を挙げます。
ある焼肉屋さんのWebサイトで、メニューに掲載されていた「お肉の写真」が、「お肉を焼いている動画」に変わったとします。ジューッと音を立てて脂がしたたり落ちるお肉を思い浮かべてみてください。唾が出てきませんか? 「視覚」、「聴覚」を刺激することで、結果的に「味覚」、「嗅覚」にまで訴えかけることができるのです。




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