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最後にauですが、注目なのはこれまでケータイとパソコンのみでしか楽しめなかった着うたフル®が、ソニーのウォークマン®またはHDD搭載のホームオーディオ機器「ネットジューク」で聴けるようにしたこと。「ネットジューク」は直接ケータイとつないで、音楽をやりとりできます。(図5)
着うたフル®は12月2日に1億5000万ダウンロードを突破し順調にダウンロード数を伸ばしていますが、ケータイに楽曲データをダウンロードし、電話機本体で聴くか、「au Music port」と呼ばれるパソコン用の統合音楽管理ソフトを使い、パソコンに楽曲データをバックアップして、パソコンで聴くことしかできませんでした。今回の「au×Sony MUSIC PROJECT」でソニーと提携することで、ユーザーの自由度がぐっとあがることになります。ソニーとしても、「SonicStage」をベースとした「SonicStage for LISMO」を介してレーベルゲートが提供するPC楽曲配信サイト「mora」から着うた®ダウンロードが可能になることで、150億3800万円(2007年上期:日本レコード協会調べ)で前年比200%以上で伸びている着うたフル®市場に参入できるいい機会といったところでしょうか? この機能を搭載しているのは、ソニー・エリクソン製「W54S」、三洋製「W54SA」、東芝製「W56T」の3機種です。 また、上記3機種は、待受画面の機能強化となる「au one ガジェット」も搭載。待受画面上にGoogleの検索窓が設置されるだけでなく、ブログやSNSの更新情報、Googleのウェブメール「Gmail」がベースとなっている「au one メール」の受信をすぐに確認できるようになっています。また、ゲームや時計、カレンダーといったアイテムも待受画面に置いておくことができます。こうなると待ちうけ画面というよりは、むしろPCのデスクトップに近い印象です。(図6)
これを実現したのが、新プラットフォームとである「KCP+」です。携帯電話向けのアプリケーション共通化プラットフォーム「KCP」(KDDI Common Platform)をベースに、基本アプリケーションにとどまらず、OSやミドルウェアを含めた携帯電話におけるソフトウェアのほぼ全域まで、共通化範囲を拡大したものです。携帯電話メーカーは「KCP+」を搭載することにより、携帯電話の開発資源をデザイン、ユーザインターフェース、実装デバイスといった個々の携帯電話の差別化につながる要素に注力できるようになるとのことですので、これからどんな端末が登場するようになるのかが、楽しみです。 |