ケータイコラム  

携帯国取り物語は誰が勝つ?

ドコモは音楽分野でキャッチアップできるか?

ドコモは、HSDPA端末N902ix HIGH-SPEEDから、自社主導の「ミュージックチャネル」を開始。音楽分野に本腰を入れるのか? という感じですが、勝算はあるんでしょうか?
 
まぁ、音楽といえばauというくらいに水をあけられた感はあるから、そこでの魅力で正面切って戦おうというつもりはないかもしれないな。でも、実は独自のオリジナリティがあるんだよ。
 
どんなことですか? 「EZチャンネル」みたいだけど、選択肢はあまりないなって印象なんですけど。端末も1機種だし。
ドコモの「ミュージックチャネル」とauの「EZチャンネル」の決定的な違いは、再生しながら、電話としての基本機能が使えることなんだね。
 
再生中でも電話にでられたり、メールも見られるってことですか?
 
そう、ポーズをかけることができるんだね。これは、著作権問題で再生回数に制限がかかることの多い音楽配信には欠かせない機能だね。
 
なるほど、ポーズができないと、おちおち電話に出てる場合じゃない、ってことになっちゃうんですね。電話には出たいし、音楽は聴きたいし、でいらいらすることがないのはユーザーにとっていいか。。。
 
そう。あと「ミュージックチャネル」はパケホーダイ契約が必須だから、ドコモ的にはパケホーダイを推進する意味もある。
 
ライトユーザーの底上げですね。
 
そうだね。iチャネルの考え方とも似てるけど、登録さえしておけば、「ミュージックチャネル」で夜間にお気に入りの音楽が配信されてる、ってのは、ライトユーザーにとってはお手軽でいいよね。しかも電話機能をじゃましない。おまけにパケホーダイは色々な料金プランにつけられるようになったから、底上げにはぴったりのサービスだね。
 
ところで、iチャネルにしても、ミュージックチャネルにしても、提供元はコンテンツプロバイダーですけど、ドコモ発コンテンツという形をとっているところは、今までにはない動きですよね。
 
うん。技術の進歩にともなって、設備投資がなくなることはないわけで、そのためには収益をあげていかなくちゃならないからね。ドコモはこれまでどちらかというとプラットフォーム提供で、コンテンツプロバイダーに色々考えてもらうというスタンスだったんだけど、定額制が急速に浸透していく中、自らも仕掛けていく必要性を感じているんだろうね。
 
auは定額制や大容量ネットワークを前提にして、EZ○○っていう自前サービスを立ち上げてきたから、ある意味その辺の計算ができてる。。。
 
コンテンツプロバイダー的には、共存できるのか? って疑問があると思うけどね。その点ドコモはiチャネルでおこのみチャネルがあるみたいに、自分だけで何かやる、ってことには今後もならない気はするね。仕掛けはすると思うけど。
 
ところで、auは、秋冬モデルでヤマハと提携して根本的な音質改善を図ったそうでね。
 
そうなんだ。圧縮によって失われる低域や高域の周波数成分を信号処理で補完する帯域拡張技術「DBEX™」を組み込んだり、ソニー制の高音質イヤフォンをつけたりと、サービスでは音楽を売りにしなかった分、スペックの向上で勝負ってことだね。
 
サービスでは音楽という色はでませんでしたが、音楽のauという看板は忘れてませんよね。ケータイを音楽ツールとして考えるユーザーには魅力的に映ると思います。
 
この音楽勝負、ドコモはどっちかといえば、守り、auは攻めってことかな。ユーザーがどう動くか注目だね。
 
ドコモのガンダムケータイ、個人的には欲しいです。
 


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