【サイト運営者の部屋】
【企業インタビュー】「いいちこ」、CM動画を通じたファンとの絆づくり
ユーザーの声に即、応えサイトにメリハリを、そのためのPAAS活用
動画コンテンツの管理・運用に関しては、今年の新CM公開のタイミングから、PAAS(Platform as a Service)を活用して負荷軽減を図っています。
※同社で実際に導入しているサービスの詳細はこちら。
PAASの導入で実際、これまで、エンコードやアップロード作業や素材や公開までのやりとりに1週間程度かかっていたのが、わずか1時間程度と大幅に減ったそうです。
考えられる大きな理由としては、作業の自動化もそうですが、複数の作業担当者間で行っていた素材の受け渡しややりとりに要していた時間の効率化を挙げていらっしゃいます。Web制作やコンテンツ制作の詳しい知識がなくても、管理画面上で一人で作業が出来てしまうのは、作業時間の短縮につながったとのことです。
日々の運用では、CM動画の公開に際し、ユーザーからの声も参考にしながら過去のCMアーカイブを不定期に入れ替えされていることは既述の通りですが、「実際に、PAASの導入で、この入れ替え作業に対する作業的、時間的、そして精神的(!?)ハードルがとても低くなった」とユニークなコメントをおっしゃっていました。
つまり、PAAS導入前は、ユーザーの声を受けて、いざ、「よし!動画を入れ替えよう!!」と思っても、「あれをやって、これもしなくちゃいけないし、公開はだいたい1週間後か・・・」と思っていたのが、PAASの導入後は、思い立ったら"ボタンひとつで"、簡単にエンコードしたり、公開、非公開などの入れ替えを行ったりできるわけです。
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「映像作品」として固定ファンも多いCM、
公式サイトでは全画面表示で楽しむこともできる
CM「ベルニナ編」より |
ユーザーからの投稿に、毎回、即座に、丁寧に回答されるいいちこさんですから、CM動画も同じくスピード公開できるようなったことは、大きなメリットとのことでした。
1986年からの連綿と続く人気CMアーカイブを持っていらっしゃるので、過去のCM動画ファイルをさっと探し出せたり、公開・非公開を頻繁に入れ替えしたりということが簡単にできるのは、嬉しい仕組みですね。
それともう一点、書かせてください。局長、「なぜ、たくさんアーカイブをお持ちなのに、公開は3本なんですか?」とうかがってみました。
すると、「本数を決めているわけでないんですが、、、投稿や電話などでいただくユーザーの声をうかがいながら、それに短いサイクルで応えて、サイトのメリハリを考えていくことは、ユーザーの声を大切にし、サイトにも反映させている、というメッセージとして伝わりますし、変化を楽しんでいただくサイト運営のための工夫という点でも大切だと思うんです」とのご回答。
なるほどぉぉ〜〜、3本のコンテンツの裏側には、そんな想いが・・・局長、知ることができて、感激です! 「ユーザーの声にすぐ反応できる」「そうすれば、ユーザーはきっとまた喜んでくれる」という運用土壌ができたことは非常に重要です、とおっしゃっていました。
「いいちこ」Webサイトのように、今後は、このような、PAASのような仕組みを上手に活用されて運用効率を上げ、効率化された時間を、ユーザーとの双方向のコミュニケーションにより割いていくという流れは、ひとつのトレンドになっていくように思います。
また、公式な動画配信という点で出演者の権利保護の観点から、ダウンロードではなくストリーミングで配信したことはもちろんですが、違法コンテンツや海賊版などと混在しない視聴インターフェースを用意することは、企業サイトの運営上重きを置いているとの見解をあわせて教えていただきました。
皆様もぜひ、同サイトへアクセスして、「いいちこ」の世界観を堪能してみてくださいね。
■『いいちこCMシアター』■
http://www.iichiko.co.jp/design/CM/
(2009/12/24)
2009年12月24日 10:01






