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1.5倍速のセミナー動画

長谷川 亮太郎
株式会社Jストリーム
プロデュースインテグレーション部 次長
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先日、とあるお客様のコンテンツ制作で、 1.5倍速のセミナー動画を制作・納品させて頂きました。 Jストリームでは動画の撮影・エンコードなどもサービスしておりますが、 なかなか1.5倍速などのコンテンツ制作をする機会はありません。 (作る技術は元々昔からありました。) 何故かと言うと理由は簡単。 1倍速と1.5倍速の両方を制作すると、単純に費用が倍になるからです。 (私もそうですが)普通のお客様は、それなら2本分のコンテンツ制作を 実施しようとするのが、一般的な判断だと思います。

さて、では、なぜ今回1.5倍速のコンテンツを制作するのが実現したのか、、、 と言いますと、そのお客様が現在、実施されている有料セミナーを、 インターネットで配信した場合、マーケットニーズがあるか無いかを判断するためです。 (いわゆるトライアルです。)ビジネス向けのセミナーなので、当然視聴者はビジネスマン。 ビジネスマン = 多忙です。 そのため、1.5倍速なども視聴ニーズが結構あるかもしれないと、 いうことで制作をさせて頂くこととなりました。

さて、早速気になる実施の結果です。 実コンテンツはお客様の許可を頂いていないのでご紹介を控えますが、 視聴結果(各コンテンツのユニーク再生回数)だけ少しご紹介します。

■コンテンツA
○1倍速  122回 (55.2%)
○1.5倍速 99回 (44.8%)

■コンテンツB
○1倍速  123回 (57.7%)
○1.5倍速 90回 (42.3%)

■コンテンツC
○1倍速   32回 (69.5%)
○1.5倍速 14回 (30.5%)

■コンテンツD
○1倍速   77回 (45.0%)
○1.5倍速 94回 (55.0%)

■合計
○1倍速   354回 (54.3%)
○1.5倍速 297回 (45.7%)

配信期間はコンテンツごとに異なるので、配信回数にばらつきはありますが、 総じて約4割~5割程度の方は、1.5倍速版を視聴されるようです。 個人的には結構多いというのが印象です。 1.5倍速だと早口言葉のようになり、講演者の声も 甲高く聞こえるようになるのですが、60分コンテンツだった場合に 20分短縮できるので、やはり忙しいビジネスマンには それなりのニーズがあることが伺えます。

制作費用を倍にしてまで、、、というケースでは なかなか収益化することが難しいケースが多いと思われますが、 情報発信のアプローチとして、少し面白い指標になると思います。 (ServerとPlayerだけで、再生速度を操作できれば良いのですが、 今日現在、実用に耐えうるこのような機能はまだ登場していません。)
尚、一部の方で疑問に思われたかもしれませんが、 何故2倍速ではなく、1.5倍速にしたのかと言うと、 テストコンテンツで2倍速を制作してみたところ、2倍速は聞き取るのが結構難しいです。 また、聞いていて落ち着きません。 色々と調整をしてみたところ、聞きやすさや心地よさが 1.5倍速ぐらいが丁度良いという結論になり、1.5倍速で配信することになりました。

こういったお客様のやってみたい!にも積極的にお付き合いしますので、是非、ご興味あればお問い合わせください。

(2010/08/03)


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