普段何気なく目にしているWeb上の人物映像ですが、照明の当て方ひとつでクオリティーに歴然とした差が出ることをご存知でしょうか?
今回は、
(1)ただなんとなく照明を当てて撮影した人物映像
(2)しっかり照明の当て方を考えて撮影した人物映像
を比較してみました。
それでは早速、映像を見てみましょう。
いかがでしたでしょうか?照明の当て方により、肌の色艶が全然違うことがお分かりいただけたでしょうか?比較してみるとその差は歴然ですよね。
では、照明の当て方がどのように違ったのか、少しだけご紹介したいと思います。
下記の照明配置図をご覧ください。

(1)の映像は、照明機材を2機用いて人物の正面から光を当てています。いわば、人物に対して一方向の光を当てている訳なのですが、人物(特に顔)は凹凸がある立体ですので、影ができてくすんで見えてしまいます。
では、(2)の映像の場合はどうでしょう?照明を正面だけではなく左右からも当て、さらに正面にある照明の1つはレフ板に反射させ、濃い影を作らないようやわらかくしています。
こうすることで、様々な角度から光が人物に当たり、余計な影ができず色艶良く見せることができるのです。
((2)の照明配置図はあくまで一例です。この配置があらゆるケースにおいてあてはまるわけではありません。)
また、Webで映像配信する場合、同じようにエンコード(Web用にデータを圧縮)するとさらにクオリティーに差が出ます。それは、エンコードの際に、明るいものはより明るく、暗いものはより暗く認識されてしまうためです。エンコードの際に多少色味を調整することもできますが、出来上がりの品質は映像素材自体の品質に大きく依存します。
最近は、PIP(Person in Presentation)など人物を登場させて、安心感や親近感、分かりやすさを
向上させるWebコンテンツが増えています。せっかく人物を登場させるのですから、印象良く
見せたいものですね。