![]() 「今後は、例えばメイクアップアーティストによるメイクの方法といったコンテンツなどもできれば、と考えています」 (担当者談)
メイベリン ニューヨーク
PCサイト
モバイルサイト
10代女性に圧倒的な人気を誇るコスメブランド。1996年にフランスのロレアルグループ傘下となり、1999年には日本でマスカラブームを引き起こした |
ターゲットにあわせたコミュニケーションで30分で800人を集客できる人気サイトにCM映像の配信をはじめとする、メイベリンの様々な試みに呼応するかのように、同社のモバイルサイトは活性化し、確実にエンドユーザーとのコミュニケーション・チャンネルとして成長した。 動画配信に関しても、ユーザーからの評判は上々である。CM配信を開始すると、ユーザーからは、「次のCMを早く配信してほしい」といったメールが届くようになった。動画配信を開始する前には、この手の問い合わせや要望は、特に送られることはなかったという。 また、モバイルサイトのCM映像を新しいものに切り替えると、そのタイミングでダウンロード数が増える。アクセス数を増やすためのフックとして、動画は有効に機能しているのだ。 「携帯電話は、ユーザーと迅速にコミュニケーションがとれるツールです。これを活性化させるためには、常に存在感と新しさを打ち出していくことが重要になります。メイベリンの場合、CM映像を更新するとアクセスが増えるということで、CM映像が大きな役割を果たしていると言えるでしょう。今後は、例えばメイクアップアーティストによるメイクの方法といったコンテンツなどもできれば、と考えています」 メイベリンは、モバイルサイトを活動の中心に据えることで、ターゲットとなる10代女性からの支持を集め、顧客、潜在顧客との間でスピーディなコミュニケーションを実現した。また、キャリア公認サイトとなることにこだわらず、店頭でQRコードを効果的に活用することで集客し、映像を効果的なイメージアップツール、集客ツールとして活用している。 モバイルサイトをPCサイトのサブとして位置づけている企業、映像を「オマケ」として活用する企業にとって、この逆転の発想は参考になるのではないだろうか?【文中敬称略】 |