「続きはWebで」だけでは、ユーザーは盛り上がらないテレビCMとWebサイトを連動したプロモーション手法は、今や珍しいものではない。その多くは15秒、30秒で伝えきれない情報を、Webサイトで補完しようというものだが、単に商品の詳しい情報が見られるだけでは、一時的にアクセス数が伸びても、ユーザーをつなぎとめるのは難しい。CMを見てアクセスした〝見込み客〟を〝ファン〟にするためには、彼らを引きこむ何らかの仕掛けが必要だ。 パチンコ・パチスロメーカーの平和が、新機種「ルパン三世 ルピナスタワーのダイヤを狙え!」の発売にあわせて展開したキャンペーンサイトは、そうした〝仕掛け〟の好例と言える。 ゲームに勝つとダイヤモンドが当たるという大枠だけを捉えれば、よくあるキャンペーンサイト。だが、プレゼントに応募するのではなく、本物のダイヤを盗むチャレンジに参加するという、『ルパン三世』の世界観そのままの演出によって、まったく違った参加型コンテンツになっている。キャンペーンサイトは、音声やアニメーションによる表現など、Flashの特性を活かしたものとなっている。 「我々メーカーの顧客はホールですが、ホールに新機種をアピールするためには、ユーザーの期待度や盛り上がり、さらに新しいユーザーが取り込めそうだという後ろ楯が必要。そこでキャンペーンでは、既存のパチンコファンはもちろん、ルパンは好きだけどパチンコは未経験といった人にも、広く関心を持ってもらえるように工夫しました」と、同社のマーケティング担当者は語る。 『ルパン三世』の世界観でアニメのファンにも広くアピールしつつ、ダイヤ強奪のチャレンジを通じて、ルパン一味がダイヤを狙う、新機種のストーリーを疑似体験できる構成にしたのも、そうした工夫点のひとつ。特に担当者がこだわったのが、画面を滑り込んできたルパンの愛車フィアットが、壁を突き破って前進すると、ダイヤのある部屋へ進めるという演出だ。 実はこれは、新機種で、通常のリーチがスーパーリーチに発展するかどうかを決定づけるときに出てくるもの。フィアットが前進すれば、スーパーリーチに発展して大当たりの期待が高まり、横転すればはずれの確率がくっと高くなる。 「キャンペーンサイトを通じて新機種に興味を持った人が、ホールに足を運んだ際、まず確実に目にするのがこの演出です。フィアットがどう動けば次のステージに進めるのか、パチンコがはじめてでも、サイトで疑似体験していれば自然とわかるはず。Webサイトと遊戯台がつながる仕掛けを盛り込みたかった」という。 |
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※本事例で紹介のキャンペーンサイトは期間限定のため、すでにクローズしております |