株式会社アデランスが6月から投入した新商品「ヘアシーダ」は、育毛でも増毛でもない新しい技術を用いたサービス。このプロモーションのため、期間限定で公開されたキャンペーンサイト「ヘアシーダ直電LIVE ディランに訊け!」が、大きな話題を呼んでいる。
アデランスでは「コールセンターに電話を掛けてもらう」ということをプロモーション活動の目標とし接触機会と露出機会を重視した広告戦略を展開してきた。認知手段としてはテレビや新聞、雑誌などのマス媒体を活用し、Webサイトでは主に商品やサービスの情報を提供してきた。しかし、接触機会や露出機会・Webサイトで提供する情報量を増やせば、コールセンターへの電話本数が増えるという確証はない。それほどコールセンターへの問い合わせはユーザーにとって敷居の高いもの。アデランスのプロモーション活動にとって最大の課題は、「いかにしてコールセンターへの 電話に対する心理的障壁を下げるか」ということであった。
今回、「ヘアシーダ」のプロモーションキャンペーンを担当したオグルヴィ・ワン・ジャパンでは、これまでは分断されていた「Webサイトの役割」と「電話の役割」を見直し、Webサイトとコールセンターをシームレスに繋ぐ方法を提案した。
その核となるのは、音声認識技術と連動させたリッチコンテンツというアイデアだった。オグルヴィ・ワン・ジャパンの企画担当者は「今回のような新しいカテゴリーの商品を訴求するには、既存の戦略にとらわれないアプローチが必要」だと考え、「Webサイトでどんな画期的なアプローチができるかを考えたとき、アデランスの求めるダイレクトレスポンスと、音声認識技術が結びついた」と語る。
キーボードやマウスといった「モノ」ではなく、「声」でリッチコンテンツを操作するという仕掛けを導入することで、サイトを訪れたユーザーとモニターの向こう側を「温度のあるコミュニケーション」で直接繋げたのだ。そこには、最終目的であるお客様からの電話を獲得するために、ユーザーが電話を切ることなくアデランスのコールセンターへと転送される仕組みが施されている。
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