──「ダイワインターネットTV」は、ビジネス系サイトでのリッチコンテンツ配信が本格普及する前の2000年4月の立ち上げから現在まで、一貫して「映像による情報発信」にこだわって活動をされてきました。まずは、サイト設立の経緯と、そのなかで感じられてきた映像の魅力についてうかがわせてください。
山方)
最近は、オンライントレード口座の増加により、投資家人口の裾野も随分と広がってきました。当社が扱っている証券というのは、情報産業の側面ももちます。そのため証券業界では、どのように情報を分析してエンドユーザーにわかりやすく提供できるかが、差別化の大きなポイントのひとつになってきます。
当社では、1991年から社スタジオを完備し、社内放送を行ってきましたが、「顧客サービス」の一環として、店頭でも映像で情報を流すようにしたのが始まりです。
2000年4月にRealPlayerへマーケットニュースを提供したことをきっかけに、「ダイワインターネットTV」がスタートしました。開設にあたっては、「証券会社は情報提供の品質でサービスの差別化をすべきだ」というコンセプトのもと、ここでも、映像が持つわかりやすさにこだわり、インターネットで多くの方に、手軽に高品質な情報を提供することに取り組んできました。
大和証券グループにおける「ダイワインターネットTV」の役割には、2つあります。まず1つ目は、証券に関する普及・啓発活動でして、証券に興味を持つすべての人を対象として、証券に関しての正しい見方、考え方や情報を打ち出していくというものです。そして2つ目に、当社の顧客向けサービスとしての役割もあります。いずれにしても、情報を分析してわかりやすく提供するということを第一義に考えています。
松尾)
証券に限ったことではありませんが、情報収集に際してのインターネット利用比重が高まり、また、オンライントレードへの関心度が高まっている現在では、インターネットにより利便性が高まった分、直接対面することによって得られる安心感、わかりやすい情報提供が難しくなっているという側面もあります。
その点でも、エンドユーザーとの情報の架け橋となるWebサイトで、「話し手の顔と表情を見ながら情報が得られる」ということは、大和証券グループという会社を理解していただく上でもとても重要です。映像を使うことで、より身近に感じていただくことができると考えています。
山方)
例えば「アナリストレポート」では、当社のアナリストがエンドユーザーに直接話しかけるわけですが、通常では、アナリストがコメントしている様子を一般の方がご覧になる機会はまずありません。これは「大和証券グループの情報ソースを直接見ることができる」ということですから、エンドユーザーの方にとっても有意義な情報であり、かつかなりインパクトのあることではないかと自負しています。
何と言っても、「百聞は一見にしかず」です。難しい話になればなるほど、映像を使って伝えるというのは、実は有効なんです。