400万本の支持を得たキャンペーンでの動画活用法
ほっとけない 世界のまずしさキャンペーン様の場合

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クリッキングフィルム:キャプチャ画像

©2005 ほっとけない 世界のまずしさ
キャンペーン

「貧困」という大きな問題を個々人の身近に引き寄せ考えてもらうコミュニケーション方法を企画。キャンペーン参加の象徴である「ホワイトバンド」を身につけた著名人の出演による「クリッキングフィルム」が制作され、PC、モバイル各サイトで視聴できると話題を集めている。
「Webサイトにおいて動画のアイキャッチ効果は絶大でした。もちろん、趣旨に賛同・協力いただいた著名人の方の影響力が大きいのですが、皆さんが顔を出して表現するということが、信頼に大きくつながったのではないでしょうか。文章だけであればこれほどまでの影響はなかったかもしれません。」(実行委員の1人)

※「クリッキングフィルム」視聴用のインタフェースとしては、株式会社青山プランニングアーツの「サイバービジョン」が用いられている
「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンWebサイト
「ほっとけない 世界のまずしさ」
キャンペーン
PCサイト
貧困解消を訴え世界約90ヶ国以上で行われているG-CAP(文中参照)と連動した日本のキャンペーン。さまざまなNGOが結集し、貧困についての理解を呼びかけ、貧困問題解決のための個々人の意思表明を呼びかけを行っている

テーマへの関心づけ ~「貧困問題」を身近に引き寄せ考えてもらう仕掛け作り~

「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーン(以下、「ほっとけない」キャンペーン)とは、貧困解消を訴える世界規模での市民活動である「Global Call to Action Against Poverty」(G-CAP)に連動し、2005年5月に日本国内のNGOが中心となって立ち上げ、NPOや企業とのコラボレーションで進めている活動である。

G-CAPは「2015年までに世界の貧困を半減する」という2000年の国連ミレニアム会議での設定目標の達成を呼びかけており、これまでの主な活動としては、7月のスコットランドでのG8サミット、9月のニューヨークでの国連総会といった国際会議の場で貧困問題の解決について取り上げるよう活動を行ってきた。

「ほっとけない」キャンペーンでは、貧困解決の方法を募金活動だけに限定することなく、「アドボカシー」とよばれる活動、つまり人々の意識向上を呼びかけることで個々人の多様で自主的な活動を広げ、また、そのような世論の高まりを起こすことで各国首脳レベルを含む貧困問題への根本的解決を促そうとしている。

このキャンペーンの要は、「個々人の意識向上」である。とはいえ、テーマは「貧困」、その大きな問題に、自分との係わり方がわからず、敷居の高さを感じてしまう人は多いだろう。そこで、「より多くの人に貧困についての認識を広め、このキャンペーンに参加してもらう」ために、「誰もが」「自分にできることから」貧困問題を考えてもらえるようなコミュニケーションを考え、関心をひく最初のステップとして導入したのが「ホワイトバンド」と呼ばれる白いリストバンドであった。

ホワイトバンドは、つまり購入して身につけることで「貧困解消に賛同している」という意思表示ができる「キャンペーン参加グッズ」である。誰でも購入でき、しかも目につく部分に装着されるため、より多くの人に認知を広めていけるという狙いがあった。このホワイトバンドを用いたキャンペーンへの注目を集めるための活動として、英国ではブラッド・ピットなど各国の著名人がホワイトバンドをつけて活動を訴える「クリッキングフィルム」が制作された。


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