Flashストリーミングで魅せ、体験させるサイト作り
株式会社日立製作所様の場合

本事例に関連のサービス
One Cut
「HITACHI NOW」キャプチャ

日立グループの、現在の活動が映像で見られるサイト。パビリオン風の構成は、日立グループの企業ビジョンを紹介する「Focus In」、製品やサービス、ソリューションをテーマ別に紹介した「What's Next」、個別の製品や技術などをご紹介する「About Us」の3つに分かれている。ナビゲーター、言語は日本語、英語、中国語の3種類を用意

「HITACHI NOW」
http://www.hitachi.co.jp/
about/strategy/movie/
日立製作所Webサイト
株式会社日立製作所
1910年創業。常に身近な家電製品から、電気などインフラを支える技術、情報通信、エレクトロニクスを活用したソリューションビジネスなど多岐にわたる活動を続ける。長い歴史の中、常に確かな技術力、生産力への信頼性を確保し続けてきた

「実像が見えにくい」企業からの脱却

日立製作所(以下、日立)といえば、日本人なら誰でも知っている先端技術企業。その日立について、「イメージは? 」ときかれたら、「家電」と答える人が圧倒的に多いのではないだろうか。一般消費者が日常生活において、もっとも身近に目にする日立製品は家電が中心となるため、「日立=家電」というイメージが主流となるのは無理もない事実とも言える。

しかし、日立の事業のなかで家電が占める割合というのは、実は1割程度であり、あとの9割は、情報エレクトロニクスや重電事業が占めている。例えば半導体、例えば都市開発システム、例えば発電所、例えば交通システム、、、と日立の活躍場面は非常に多いのであるが、製品柄、目に触れないことがほとんどで、一般的には意識されないことが多い。

世はまさに「情報化」の時代にあり、社会の発展は、より多くの日立技術を求める方向へと進んでいる。そこで、更なる営業展開の際に課題とされていたのが、「日立は家電」という一部に偏ったイメージをいかに払拭させるかということであった。

多岐にわたる事業展開と各分野における高い技術力を広く企業や消費者などにイメージ付けられるということは、スムーズな営業活動、企業活動の活性化へと還元される。そこで、日立では、コーポレート・ブランディングの再形成が急務とされた。

視聴者を惹き込み、日立の世界を感じてもらうサイト設計

日立のブランディング・ツールとしては、会社概要をはじめとした冊子が長年の主流であったが、1999年からは、映像のわかりやすさ、臨場感に着目し、企業活動紹介を映像化したCD-ROMを制作し、営業やリクルートの現場で配布していた。

しかし、 進化スピードが速い今日の情報化の時代においては、数ヶ月単位で頻度高く最新情報を発信していく必要があり、その点でCD-ROMよりも更新性の高いWebサイトの活用へ重点を置いていくようになっていった。

2004年10月にオープンした、新しいコーポレート・ブランディングサイト「HITACHI NOW 2004」では、博覧会のパビリオンを模した斬新なデザインに、女性のナビゲーターが映像コンテンツを分野別に紹介する、という構成を採用。

ナビゲーター映像には、Flash Communication Server によるストリーミング配信を活用することで、ナビゲーターの映像とそれ以外の情報がシームレスに融合するサイトが実現した。


パビリオンを模した、体験型の斬新なサイトデザイン

パビリオン全体のコンセプトは「体験」。文字や静止画で、退屈しがちな「説明」を読むのではなく、映像で実際に先端技術や製品を臨場感を伴いながら「魅せる」ことで、「新時代のライフラインを支えるソリューション」や「高度技術グローバル製品」の現場を視聴者に「体感」させることを意図した。

また、映像コンテンツのインデックスについても、パビリオン内を3ヶ所に分割し各部にパネル風のメニューを取り入れることで、100を超えるコンテンツを分野別に整理した。これによりコンテンツの選びやすさが大幅に改善された。

リッチコンテンツで日立の今・実力を切り取ることに成功

「HITACHI NOW 2004」の全面リニューアルにより、営業活動への映像利用は飛躍的に利便性がアップ。加えて更新が容易になったことで、3ヶ月ごとに5-6分程度の映像を2作品追加されるという頻度で、より新鮮な情報を伝えられるようになった。

営業現場からは、訪問先からやメールでの連絡の際にも、ストリーミングの導入により、的確にわかりやすく見せられるようになったとの声が寄せられ、反応は上々だ。また、営業活動以外にも、採用活動においても、日立の技術、研究内容を横断的に就職希望者にイメージ豊かに紹介することができ、日立の明日を担う人材を惹きつけている。

だが、こうした取り組みは、まだ改革の第1段階にすぎない。コーポレート・ブランディング戦略に活用できる、柔軟かつ表現力のあるツールを確保したことで、新たなコンテンツの構想も生まれた。将来は、日立の歴史や今後の活動を紹介するミュージアム的なサイトの登場が計画されている。

「横」展開から「縦」展開へ。リッチコンテンツを活用したコーポレートブランド構築への日立の挑戦はまだまだ続く。

【文中敬称略】
(2004/11/29)



>> この記事のトラックバックURL:
http://www.richcontent.jp/jstream/richtb.cgi/21
東北地方太平洋沖地震に関するCDNサービスの無償ご提供について
マーケティング施策のヒントが見つかる!
リッチコンテンツ活用成功事例集
情報局のRSSアドレスが変更になりました

ブログをメールで購読できます

このブログの更新情報を、
メールで受け取ることができます。
メールアドレスを入力してください。


Powered by ブログメール プライバシーポリシー

このサイトについて
Jストリーム・スタッフBLOG