![]() コンシューマーゲームの情報をじっくり見るならこちら。Ch1からCh5まで、CMライブラリー、プロモーションムービーを楽しめる「セガチャン」。発売日や対応ハードウェアなど、詳細情報を確認し、販売サイト「セガダイレクト」へジャンプできることで、タイトルチェックから購入への流れもスムーズ。 ※ストリーミングコンテンツ視聴には、http://sega.jp/ から「セガチャン」をクリックしてご覧いただけます
株式会社セガ
1960年(昭和35年)創業、アーケードからコンシューマー、オンラインゲーム、カードゲームまで息の長いタイトルを次々生み出し、開発力では定評ある総合エンターテインメント企業。「世界一のコンテンツプロバイダーになる」という目標を掲げ、意欲的に新作を発表している
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アーケード、コンシューマー、オンラインなど多様なゲームタイトルを発売し、積極的なコンテンツ事業を進めているセガ。セガのゲームファンといえば、非常に「熱い」ことで知られており、雑誌やイベント、ウェブサイトなどには常に多くのファンが詰めかけている。そんなセガでは、従来よりファンとの関係構築のために「双方向なコミュニケーション」を重視してきた。
2001年、事業構成の転換により家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」の生産を中止。セガは、コンテンツ事業とアミューズメント事業に集中する事業体制へと構造改革を進めていくこととなる。
インターネット接続が可能な「ドリームキャスト」販売期間中には、同ゲーム機からのアクセスを考慮し、ウェブサイトの体裁は静的でカタログ的なものにとどめていた。 しかし、2001年のこの改革を契機に、セガのウェブサイトは、ブロードバンドとリッチコンテンツを活用した、プロモーションサイトへと大きな変化を遂げていくこととなった。
それは、自社の財産である多くの熱狂的なファンとの関係を一層深いものにすることで、新たな事業体制のもとでも継続的なファンを保持する次代のプロモーション施策であったのだ。
セガファンが訪れて楽しく、ゲームが欲しくなるサイト作りウェブサイトのリニューアルにあたって考慮しなくてはならないのが、ファンの存在だ。「SEGAタイトルだから」とゲームを指名買いする「熱い」セガファンが欲しているのは、セガに関する“濃い”情報だ。 従来の雑誌などを活用したプロモーションでは、「セガ⇒マスコミ⇒エンドユーザー」という流れの中で、編集作業や静止画掲載などの理由により、どうしてもこぼれ落ちてしまう情報が出てくる。さらにゲームのデモ映像の店頭放映やCMについても、量販店の有無やCM放映のタイミングなど、地域や時間の格差が大きいという問題があった。 また、ひとつのゲームがあるとしたら、新しいシリーズはどこが変わったのか、開発の裏側はどうなっているのか、そしてどんな人がどんな想いで作っているのか、わざわざサイトを訪れてくれるセガファンの熱心さに応え、情報を伝える企業の姿勢は重要だ。 つまり、
ことこそが、ウェブ上でのプロモーションの最大メリットであると、セガは考えた。 インターネットが普及する以前には、FAXによるオンデマンド情報サービスを実施することで、情報の格差を補ってきた。しかし、ブロードバンド化の進行により、FAXを活用した活動と同趣旨のことをより簡便にする策として自社の公式サイトを位置づけていったのだ。また、サイトの運営にあたっては、アクセス数だけではなく、あくまでもファンの深化を意識し、そのための有効な情報発信手段としてストリーミングを導入した。 |
ストリーミングを活用し、直接的でわかりやすい情報発信を実現ゲームのプロモーションにプレゼンテーション能力の高い映像は欠かせない。キャラクターの美しさ、バトルシーンなど動きのなめらかさ、操作のスムーズさなど、ユーザーは映像を見ることでゲームへの評価を決めているからだ。営業現場や雑誌社への説明時には、担当者が実際に映像を見せて説明を行っている。 ストリーミングなら、これまで量販店の店頭やイベント会場でしか見られなかった長いムービーを、日本全国はもちろん、海外でもいつでも見せることができ、多くのファンに対して、まるで営業や広報担当者が目の前にいるかのような直接的なプロモーションが可能なのだ。 2004年7月にサイトを全面リニューアル、ストリーミング専用チャンネル「セガチャン」に集約。集約することによる「見やすさ」と、映像とテキストを同時に見せられるウェブの利点を生かし、ゲームスペックなどの文字情報による「わかりやすさ」にも一層の配慮を行った。 さらに、コミュニティの新機軸、「サークルをつくろう!」もスタート。開始当初より活況だったBBSに加え、スタッフが直接エンドユーザーとコミュニケーションする公式な場も作った。また、 情報が得られないことで、ネガティブな噂話ばかりが一人歩きする負のプロモーションが起きないよう、セガ担当者は、コミュニティを自らケアすることでその関係維持に努めている。 「熱い」ファンだからこそ、「スタッフ、企業とつながっている」感が強く求められている――この要望を「ウェブ」「ストリーミング」「コミュニティ」と円を描くように拡大発展させていくことで、ファンの満足度をあげ、結果、セガへの愛着、自然な購買へと繋げていった。 上記のようなウェブサイトの運営方針のもと「セガチャン」で提供された情報は、「ストリーミングによるわかりやすい情報⇒コミュニティの活性化⇒製品への強い関心」という形でフィードバックされ、プロモーションを強化していくことになった。 |
プロモで選んで購入を決める「情報←→購買」の幸せな関係リニューアル後のセガファンからの評価は、「見やすい」と好評だ。「セガチャン」で映像コンテンツを整理した効果が現れている。例えば、「セガチャン」は製品販売サイト「セガダイレクト」への入り口としても機能しており、新作プロモーション映像や予約特典などのトピックがアップされると、すぐにセガダイレクトへのアクセス数、ひいては受注数が増加しているという。 「ファンにとって有益な情報を公開し、そして目的のものをきちんと見つけられるような工夫をすれば、受注数に反映する」 もともと月間ページビュー500万という大きな集客力を持つセガダイレクトだが、「情報(セガ公式サイト)←→購買(セガダイレクト)」のルートが整理、確立されたことにより、タイトルの販売という直接的な効果も得られているのだ。 そして、「購買以前」のセガファンにも新サイトは大きな満足を与えている。プロモーション映像をはじめとする多様なリッチコンテンツを楽しみ、コミュニティで仲間と遊ぶというスタイルは、ページビュー数2000万、平均滞在時間20数分という、愛されるサイトを作り上げた。ウェブ+動画+コミュニティツールを揃えた、遊びながら情報が得られるサイトにセガファンは大いに満足し、ますますファンの愛着を深めているのだ。 「市販の設定資料集に匹敵する」と担当者が自負する、充実の情報を詰め込んだsega.jp。「今日はどんなコンテンツが見られるかな……」。豊富なストリーミングコンテンツが、sega.jpへ「情報の宝探し」を求めて訪れるセガファンの誘因分子となっているといえるだろう。【文中敬称略】 |