発泡酒市場のクールで熱い闘い
サッポロビール株式会社様の場合

One Cut
イメージ
一文字の“生”も、映像ならば千差万別に表現可能。ストリーミングによる生中継やCM連動企画などで「北海道生搾り」ならではの躍動感あふれる「生」のイメージを形作っていった
「namashibori.com」Webサイト
北海道生搾り専門サイト
『namashibori.com』
※最新サイトでは、CMライブラリーや「サッポロ 星をみつけよう!キャンペーン」でストリーミング配信を行っている

「生」の魅力をどう差別化する?

2001年3月、サッポロビールでは、「北海道生搾り」を発売開始した。商品の一番の特長は、その「生」感。

生の魅力を生かした爽快でみずみずしいその発泡酒に対し、サッポロビールは絶対の自信があった。しかし、それをいかに知らせていくか。日本の発泡酒は実はすべてが「生」。競争激化の発泡酒市場のなかで、他社とは違う「『生搾り』ならではの『生』」を消費者にどのように伝え、印象付けることができるか。

サッポロビールでは、「生」を中心に据えたコミュニケーション活動を展開。マスメディアでは、短時間に大きなインパクトを与えることを狙う一方で、ウェブ上では専門サイト「namashibori.com」を立ち上げ、きめ細かな情報提供を進めていった。

「生」にこだわり、生中継

ウェブサイト上で「生」をどう表現するか?サッポロビールは、文字や静止画では表現できない映像の持つ臨場感に注目した。それがウェブ上での情報の生っぽさを表現するには最適だと考えた。

1年目のnamashibori.com
1年目のnamashibori.com
テーマは「ナマでいきます。」

生搾り誕生の1年目、「ナマでいきます。」をテーマに商品のこだわりである「生」とひっかけ生中継をストリーミングで行う。情報発信基地「ホワイトドーム」を建て、試飲会やイベント、トーク番組など、そこでは毎日何かが行われ、ストリーミングで発信されていった。

2年目のnamashibori.com
2年目、テーマは「生搾りを友だちにすすめよう。」
2年目は、「生搾りを友だちにすすめよう。」をテーマに、「続きはnamashibori.comで!」と呼びかけるテレビCMとストリーミングの連動企画や、namashibori.comでのイベントをパソコンのみならず時として街頭ヴィジョンにも流し、見て楽しい、参加して楽しい「生」を発信しつづけることによって、「生搾り」の新鮮さや「生」の持つ躍動感を広く、深く印象付けていった。

「生」にこだわり、生中継

3年目のnamashibori.com
商品リニューアルした今年、テーマは、「生搾りは、もっとおいしくなる。」

「ナマシボリコミュニケーション」は3年目に突入。「生搾り」は、サッポロビールの新製品の発泡酒としては最高のスピードで売上をのばし、2年連続2000万函(1函は大瓶20本)を突破、サッポロビールの代表選手となった。

原料を含む大幅なリニューアルを行った今年は、「生搾りは、もっとおいしくなる。」をテーマに、原料へのこだわりやスピード出荷、本社スタッフの取り組み、などさらにおいしくなった理由を映像化、テレビや店頭で流すと同時にnamashibori.comにも「CMライブラリー」として掲載し、映像にこめた想いを、じっくり見てもらう取り組みを行っている。

4月の花見、春の行楽、そして真夏へと発泡酒への恋しさが右肩上がりに募るこの季節。喉をうるおすその一杯にこめたこだわりをストリーミングに乗せ、発泡酒市場をめぐるクールで熱い闘いは、これからが本番だ。

【文中敬称略】
(2003/04/24)



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