NTTドコモは1月21日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroid 携帯「Xperia(エクスペリア)」を発表した。発売は4月の予定。国内初のHTC製Android端末「HT-03A」や「BlackBerry Bold」などのスマートフォンが属するPROシリーズではなく、「ドコモ スマートフォン Xperia」という独自のブランドで展開するとのこと。スマートフォンといえば、iPhoneの天下となりつつあった日本市場に、どう切り込んで行くのかが注目だ。
「Xperia」はソニー・エリクソンがAndroidで初めて開発したモデル。全面タッチパネルを備え、4インチフルワイドVGAで854×480ピクセルを表示する。1GHz動作のプロセッサにより快適に各種処理が行え、通信速度は下り最大7.2Mbps、上り最大2Mbpsで、HSUPA対応によりアップロードも速い。無線LANやBluetoothでの通信機能も備える。カメラはAFや顔認識機能を持つ810万画素CMOSで、高精細な写真撮影に対応。日本国内のドコモエリアはもちろん、海外でもそのまま利用できる。
今回の「Xpreia」の最大の特徴は、豊富なエンターテインメント機能をサポートする「Mediascape」と、これまでにない使い勝手を提供する、独自のユーザーインタフェースを備えた「Timescape」と呼ばれる機能を搭載した点。
「Mediascape」は、音楽や動画、写真などをシームレスに扱えるアプリケーションで、音楽再生中に関連情報やミュージックビデオなどを検索する機能や、自分で撮った写真とFacebookやPicasaの写真などを手軽に閲覧できる機能などを提供。PCから「Media Go」を使って楽曲を転送することも可能。
「Timescape」は、全く新しい形態のアドレス帳のようなアプリ。ケータイの使用履歴を美しいインタフェースで表示する。人物ごとに電話番号やメールアドレスが調べられるだけでなく、FacebookやTwitter、mixiでの発言ややりとりなども一覧表示できる。
いずれもこれまでのスマートフォンのイメージとは一線を画して、徹底的にコンシューマーユーザーの利便性や楽しさを追求することで、新たなスマートフォン市場を形成しようというのが狙いだ。
ドコモは、今回の「Xperia」の発表と同時に、スマートフォン向け定額サービスの「Biz・ホーダイ ダブル」とiモード向けパケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」の統合と、スマートフォン向けポータル「ドコモマーケット」の開設を発表。発売予定時の4月からそれぞれスタートする。
1回線の契約でiモードもスマートフォンも利用可能にすることで、新規加入のハードルを取り去り、需要を喚起。さらにスマートフォンむけにもドコモ主催のマーケットを開設することで、コンテンツ利用のさらなる促進をも図って行く予定だ。
スマートフォンであるが故に、これまでのiモードのような市場が形成されることはないが、ドコモブランドでの提供は、多くのユーザーを集めることにはなるのではないか。
ドコモの本格参入でヒートアップするスマートフォン市場。コンテンツプロバイダのみならず、ネットへの対応を重視する企業は、後塵を拝すわけにはいかないようだ。
NTTドコモプレスリリース↓
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/100121_00.html?ref=nr_index
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(2010/01/26)