フジテレビは6月12日、同社が展開する動画配信サービス「フジテレビ On Demand」で、Flash Videoによる有料ストリーミング配信を6月15日から開始すると発表した。
Flash Videoによる有料のストリーミング配信サービスは、国内のテレビ放送業界として初めての試みとなるという。
「フジテレビ On Demand」は、2005年7月より開始されたフジテレビの番組・映像コンテンツをオンデマンド形式で配信するブロードバンド動画配信サービス。
これまでは、動画コンテンツの著作権保護対策として「Windows Media DRM」を採用し、Windowsに限定した形でサービス提供されてきたが、アドビシステムズ社の最新の動画配信システム「Flash Media Server 3」を採用することで、Flash動画への著作権保護対策が可能となったため、Flash動画のサービス開始に至ったとのこと。
Flash Playerが利用できる環境であればWindows以外のOSやInternet Explorer以外のブラウザなど、プラットフォームに依存せず視聴できるため、MACでも「フジテレビ On Demand」の利用が可能になるとのことだ。
また、今回動画コンテンツの画質向上にも着手。画質の劣化が少ない「H.264/MPEG-4 AVC」形式を採用し、ビットレートは2Mbps、Webサイト上での動画再生エリアの解像度も「縦816×横459ピクセル/16:9」と現行サイズよりもふた周り以上の大画面に変更された。
さらに、動画の素材はHDで解像度「縦1280×横720ピクセル/16:9」と通常の再生エリアよりも画角サイズが大きいため、プレーヤーの全画面表示機能を使って高画質で迫力ある映像を楽しむことができるとしている。
今回のFlash Videoによる有料ストリーミング配信が上手くいけば、これまで著作権保護を考慮してFlashVideoの採用を見送ってきた企業にとっては、参考になる事例といえよう。
↓フジテレビのプレスリリースはこちら
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000000084.html
(2009/06/15)

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