国内デジタルコンテンツ市場規模、映像が音楽を逆転。

財団法人デジタルコンテンツ協会が9月1日に発表した国内デジタルコンテンツ市場調査によると、 2007年の同市場規模は2兆6947億円となり、前年から3.4%増加した。前年より増加傾向の中で、 パッケージソフトの伸びは総じて低調であり、インターネット配信コンテンツや、携帯電話向けコンテンツは増加傾向にある。

デジタルコンテンツ市場の拡大に伴いながら、ユーザーはパッケージソフトでのコンテンツ利用から、 インターネット、携帯電話向けのコンテンツの利用へとシフトしている。 デジタルコンテンツ市場自体は今後も拡大していくが、成長のメインとなるのは、 パッケージソフトによるコンテンツではなく、インターネット、携帯電話向けのコンテンツ 利用者の増加によるものと考えられる。

また、分野別のコンテンツでも、変化がおきている。 ITmediaでの本調査関連記事によると、例えば、携帯電話向けのコンテンツ配信というと着メロや着うたが主流であったが、 携帯電話の3G化を背景に携帯電話向け動画配信は、前年度比41.2%増と大幅に増加、 ネット向けの動画配信でもブロードバンド環境が普及し、同20.8%増と大きく増加した。

2007年度のデジタルコンテンツの分野別の市場規模では、音楽コンテンツが7,677億円、 動画コンテンツが7,897億円とついに動画コンテンツが音楽コンテンツの市場規模を逆転した。 同協会は2008年も同様の傾向が続くと指摘しており、2008年のデジタルコンテンツ市場のなかで、 動画コンテンツが8,690億、音楽コンテンツが7,720億程度の市場規模になると予想しており、 差はますます広がるとみている。

デジタルコンテンツ市場はパッケージソフトによるコンテンツから、インターネット、 携帯電話向けのコンテンツへと流通メディアが変化していき、 コンテンツの分野では、動画コンテンツの規模が今後拡大していくと考えられている。

財団法人デジタルコンテンツ協会プレスリリース(2008.9.1)
http://www.dcaj.org/news/dcwp2008/news_release.pdf

【参考記事】
国内デジタルコンテンツ市場、映像が音楽を逆転 ネットの“映像シフト”で
(ITmedia2008.9.2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/02/news022.html

(2008/09/17)



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