YouTube社、著作権侵害防止策について回答

社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)など、国内23の著作権関係権利者団体・事業者が、12日5日にYouTube社へ要請していた事前の侵害予防措置等に対して、12月15日にYouTube社側から回答があった。

プレスリリースによると、YouTube社からは以下のような回答があった。

◆要請を受けた侵害防止の暫定措置について

○YouTube社が掲載している著作権の尊重に関する注意事項を日本のユーザー向けに日本語で掲載する用意がある。
○利用者認証については、現在でも特定の情報を求めているが、改善に努力する。
○YouTube社は、これまでも著作権侵害を含む利用規約違反を繰り返す利用者のアカウントを削除してきた。

なお、著作権侵害などについて削除(テイクダウン)をYouTube社に求める際の簡易ツールを持っていない場合は、このツールを提供したい、との申し出も添えられていた。

↓上記に関するプレスリリースはこちら
http://www.jasrac.or.jp/release/06/12_7.html

また、YouTube上にテレビ番組をはじめとする膨大な量の日本の著作物が、著作権者、著作隣接権者の許諾がないままに投稿、掲載されている問題に対して、これまでも10月2日から6日までの5日間に、YouTubeに対し著作権侵害ファイルを削除するよう要請し、YouTubeは対象となった合計2万9549ファイルすべてを直ちに削除している経緯がある。

↓上記に関するプレスリリースはこちら
http://www.jasrac.or.jp/release/06/10_2.html

今回の暫定措置の内容では、著作権侵害ファイルの投稿を完全に防ぎきるところまでは至っていないといえるだろう。今後は技術的手段や工夫により著作権侵害行為を排除するシステムを実現することなどが必要となってくると思われるが、今後の動向に注目したい。



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