総務省、「通信利用動向調査」の結果を発表
~インターネット利用者の約7割がパソコンと移動端末を併用~

総務省は5月25日、平成18年末時点の世帯、企業及び事業所における情報通信サービスの利用状況、情報通信機器の保有状況等について調査した「通信利用動向調査」の結果を発表した。

それによれば、個人のインターネット利用端末は、パソコンでの利用が前年から1,454万人増加(22.0%増)して推計8,055万人に達したのに対し、携帯電話等の移動端末利用者は推計7,086万人(2.4%増)と微増。また、パソコンと移動端末を併用する利用者が1,237万人増加(25.4%増)し6,099万人(69.7%)となる一方、移動端末からのみ利用する人は1,233万人減少した。

つまり、移動端末のみを利用していたユーザーがパソコンも併用するようになった訳だが、コンテンツの大容量化に伴い、利用するサービスごとにパソコンと移動端末とを使い分ける傾向の高まったことが背景にあるものと考えられる。

また、全体でのシェアは小さいものの、ゲーム機、TV等からの利用者は、平成17年の133万人から平成18年では292万人と2倍以上の増加となっている。

↓「通信利用動向調査」に関する報道資料はこちら
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070525_1.html

↓「通信利用動向調査」の概要はこちら
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/pdf/070525_1_bt.pdf

平成17年末時点の調査では、インターネット利用端末は、移動端末のみの利用者が1,921万人で、パソコンのみの利用者の1,585万人を上回っていた。

ここにきて、移動端末のみの利用者が減少し、パソコンを併用するようになったは、コンテンツがテキストや静止画から音声や動画へと大容量化が進み、移動端末のみでは、容量の大きなコンテンツを利用したサービスを満足に享受することができない利用者が増加したためだと考察している。

また、インターネットの利用目的は、携帯電話で「連絡・情報交換」が59.5%と突出して高く、次に「情報入手」(28.0%)、「デジタルコンテンツの入手・聴取」(21.4%)の順。一方、パソコンでは「情報入手」(67.5%)が最も高く、次いで「連絡・情報交換」(55.0%)、「商品・サービスの購入・取引」(41.4%)、「デジタルコンテンツの入手・聴取」(17.2%)の順だ。

ユーザーは、パソコンと移動端末を併用しつつ、目的に応じて使い分けている傾向がみられる。企業におけるプロモーションにおいても、そのようなユーザーの動向をきちんと抑えてアプローチしていきたいものだ。



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