1月26日付けのプレスリリースによると、日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの民法キー局5社と電通が共同推進する、インターネットTVにおけるVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの名称が「もっとTV (テレビ)」に決定した。NHKオンデマンドも参加を検討中で、サービス公開は4月2日の予定。
「もっとTV」は、地上波放送でのリアルタイム視聴を促進し、番組視聴時間を拡大することを目的として提供。同サービスの機能を搭載した対応テレビのリモコンに専用ボタンが実装され、誰でも簡単に使えるユーザーインターフェースが用意される。
放送番組視聴中に、リモコン専用ボタンを押すと、その放送局のVOD画面に移動し、地上波放送を子画面に残した状態で、各放送局のVODコンテンツの選択が可能。コンテンツは見逃し番組を中心に、ドラマ・アニメ・バラエティなど様々なジャンルが用意され、関連するシリーズ番組の放送時間など、放送番組の情報も表示する。コンテンツ購入のための決済手段としては、クレジットカード決済、携帯(モバイル)決済等が用意される。
「もっとTV」に対応したインターネットTVは今春より発売予定で、インターネットTVだけでなく、スマートフォンやタブレット端末などでの展開も検討中とのこと。
PCやスマートフォンでの動画視聴の増加によるテレビ視聴への影響が取り沙汰されている。2010年度のVOD市場規模は、約640億円で2009年度の約3割増(富士キメラ総研調べ)。各局ともネットでの見逃し視聴などのサービスはすでに提供しているが、さらにTVにデバイスを集約することで、相乗効果が狙えるのか。これから販売開始されるテレビ端末に限られるため、初速はあまり期待できないが、マーケット拡大の一端を担うことができるのか注目したい。
◆プレスリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf/2012007-0126.pdf
(2012/1/27)

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