米iSuppli Corp.の発表によると、各携帯電話事業者の音声通話に よるARPU(1契約当たりの月間平均収入)は2006年度は平均して5% 減少したとしている。このARPUの低下は2007年以降もさらに進むと 予測されており、各携帯電話事業者は、今後、音声通話などの通信事業 に加えて、コンテンツ配信事業にもいっそう注力していくだろうと分析している。
同社の調査によると2006年の世界の携帯端末向け有料コンテンツ市場
の売上高は、2005年の134億ドルから22%増の164億ドルだったとのこと。
携帯向け有料コンテンツ配信市場として、最も大きい市場が音楽配信。
2006年の音楽コンテンツ市場の売上高は前年比約2倍の71億ドルだった。
売上高の成長率は2006年から年平均19.8%。2011年には176億ドルが
見込まれるとのこと。
一方で同社は、今後はモバイル・テレビや動画ストリーミング、ダウン
ロードといった動画コンテンツ市場の大幅な成長が見込まれると分析している。
2006年の世界のモバイル・テレビ加入者320万人は、2011年には1億3000万人に
達するとしている。
2006年の売上高10億ドルも年平均76.7%で成長し、2011年には音楽コンテンツ
市場とほぼ同額の176億ドルまで急拡大すると予測している。
日本でもキャンペーンやプロモーションなど活発に利用されている 携帯向け動画コンテンツ。ワンセグ対応機種など携帯端末の ハイスペック化に伴い、ユーザーが携帯で動画コンテンツを楽しむ 環境が整いつつある。外出先や移動中でも気軽に動画を楽しみたい というニーズを満たせるとなれば、国内でも携帯向け動画コンテンツ 市場は今後一層拡大していくのではないだろうか。
米iSuppli Corp.
http://www.isuppli.com/news/default.asp?id=7707&m=3&y=2007